寂れた風景

今年に入ってから撮り溜めた写真を紹介。
風景写真が好きであちこち撮影していますが、特に寂れた風景に惹かれるものがあります。
たまたまネットを眺めてたら寂れた風景を紹介しているサイトを発見。しかもJR四日市駅近くの商店街が載ってました。
「割と近くにこんな場所があったのか」と感動。車を飛ばしました

商店街の名は「三和商店街」。


「明るい商店街」の看板がありながら全く明るくない、寂れまくっています。そのシュールさに痺れます。
中を進みますが薄暗い。アーケードがあります。

突き当たって右を見たらブルーシートが見えます。
「ひょっとして改装中かも」と思いながら先に進みます。





ブルーシートの隙間から建物を覗いたら…写真は撮りませんでしたが改装ではなく半壊、いや崩壊レベルでした
看板にナイスとありますが全然ナイスじゃありません。

たぶん誰も入らないと思います。
帰ろうと思って振り返ったらこの光景

近づいて撮影

こんなになってて台風が来たらどうなるんでしょうか。心配です(ちなみに写真は全て今年の１月に撮影)
帰り際、スナックの出入り口にこんなポスターが

よく見かけるポスターです。もう少し人通りの多い場所で貼った方が効果的だと思うのですが…(個人的感想)



人の気配や生活感はあるので住んでいるようです。撮影する時には迷惑にならないように気をつけましょう。




看板には商店街とありますが現在は飲み屋街です。
もともと終戦直後にできた市場だったのですが、昭和３１(１９５６)年に近鉄旧諏訪駅付近の線路の付け替えで元々はJR駅と並んでいた旧近鉄四日市駅が廃止。街の中心が現在の近鉄四日市駅周辺に移るやみるみる廃れていったそうです。
思い起こせば確かにJR駅前の寂れ感も凄かった印象が




頑張れJR四日市駅

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